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江上 尚志

江上 尚志

武道家であり初代松濤館館長である江上茂を父に持ち、鎌倉生活は50年を数える。現在は江上研究所(鎌倉市)を中心に、公益財団法人日本ダウン症協会(専務理事)など社会啓蒙活動に勤しむ。

江上 尚志の記事一覧

船越義英さんの命日に
徒然記

船越義英さんの命日に

新型コロナウイルス対策で多くの行事が中止になりました。私の所属するDS虹の子会のイベントも中止せざるを得ませんでした。安部総理からのメッセージで小中学校等が一斉に休みです。増え続ける患者数が減少に転ずるのを待つばかりです。オリンピックの年は「閏年」でもあります。大学4年の夏が前回の東京オリンピックで、、、

至福の時間(とき)
鎌倉個道 番外編

至福の時間(とき)

天気が良いと「歩きたい」と思う気持ちが強くなる。季節によるが自然の中で澄んだ空気が吸いたいという気持ちには変わらない。まだ幼かった私が畑の先を走って石垣の下で気を失っていたという。驚いた両親が聞いたところ私は「菜の花畑がずっと続くと」思っていたと返事をしたらしい。笑い話のようだが真実の話だ。東京・中野区で生まれた、、、

不要不急な会合は控える
徒然記

不要不急な会合は控える

新型コロナウィルスの情報が世界中を回っています。不急不要な会合は控えるようになりました。そのために重要なことまで中止に追い込まれています。春の訪れと共に沈静化することが待たれています。六本木での「ブダペスト展」に行きました。ヨーロッパの歴史を感じさせられました。出光美術館では「狩野派」がテーマの絵画展。日本人の美、、、

梅を楽しむ季節
徒然記

梅を楽しむ季節

2月3日の節分は例年以上に気分が改まりました。翌4日の立春には春を探して歩きました。中国では春節の賑わいがある筈でした。ところが今年は新型コロナウィルスが世界中を覆っているようです。厚労省や文科省に挨拶に行きました。24日に予定しているキックオフ集会の案内を兼ねています。官庁は新型肺炎対策に追われているようで、、、

「寿福寺」の山門
徒然記

「寿福寺」の山門

1月20日に暦の上で大寒を迎えました。庭の木々が震えながら春を待っています。朝早くには空の色が変化して見えます。短い時間ですが心が洗われる気がするものです。暖冬と言われますが寒い日の方が多いと思います。松が外れ鏡開きをすると正月気分が抜けます。鎌倉の町うちは七福神めぐりで賑やかです。月が改まるとすぐ節分に続いて、、、

47歳の腰痛
徒然記

47歳の腰痛

ダウン症47歳の次男坊が急に腰の痛みを訴えた。咳や痛みで朝食が喉を通らないようだ。「第3腰椎の横突起骨折の疑い」と診断された。10日前に勤務先の作業所で彼が座っていた木製の椅子の脚が折れ尻餅をついたという報告があった。どうやらその時に力がかかったのだが、時間が経って痛みが出て呼吸も苦しくなったようだ。対処療法としては、

鶴岡八幡宮ぼたん庭園の新年
徒然記

鶴岡八幡宮ぼたん庭園の新年

明けましておめでとうございます。令和2年(2020年)が始まりました。オリンピック、パラリンピックの年です。干支の子年には多くのものが生まれる気がします。新しい気持ちで取り組んで行きたいと思います。我が家の新年にはいくつかの行事があります。菩提寺の長光寺では新年会での読経から始まります。鎌倉の新年には様々な行事が、、、

明王院の終い不動
鎌倉祭時記

明王院の終い不動

毎月28日は「お不動さまの日」ということを知ったのは還暦の60歳を迎えてからだった。24日がお地蔵さまで18日が観音さまの日だと知ったのはかなり後のことだ。それ以前は今泉の称名寺(今泉不動)や十二所の五大堂明王院の護摩焚き法要にお参りして来た。つまり私にとっては季節ごとの祭りを追いかける一環での、、、

年の瀬を迎え
徒然記

年の瀬を迎え

慌ただしくしているうちに年の瀬を迎えました。新しい手帳に予定を記入します。1年を振り返ってみると様々な思いがあります。家族が元気にしていることが何よりです。年末の鎌倉は静かでいて賑やかさを秘めています。長谷寺の参道は「歳の市」が進められています。鶴岡八幡宮では警察官が新年の準備をしています。予定を立てて、、、

生活の中の、、、
徒然記

生活の中の、、、

ある寒い日のことです。例年のように秋の終わりには天候が不順になっていました。暖かい日があったかと思えば冷え込んだ朝もあります。予定がキャンセルになって、どうやら朝から暇な雰囲気です。タンスの整理をしたいらしい妻の様子から急に片付けを手伝うことになりました。お洒落とは無縁の人生でした。最近「断捨離」という言葉が、、、