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江上 尚志

江上 尚志

武道家であり初代松濤館館長である江上茂を父に持ち、鎌倉生活は50年を数える。現在は江上研究所(鎌倉市)を中心に、公益財団法人日本ダウン症協会(専務理事)など社会啓蒙活動に勤しむ。

江上 尚志の記事一覧

南無はるかな地平へ
徒然記

南無はるかな地平へ

祈りの形は両の掌(たなごころ)を合わせて頭(こうべ)を垂れることに始まる。そう思って生きて来た。「南無(なむ)」は敬意、尊敬、崇敬を表すサンスクリット語の音訳で「なも」とも発音するようだ。自然に経文に身体が反応するようになって久しい。我が家の宗旨は浄土真宗である。最近では菩提寺になった長光寺で念仏三昧の時間を、、、

萩の花を求めて
鎌倉個道

萩の花を求めて

秋になると「宝戒寺(ほうかいじ)」を思い出します。萩寺として有名なこの寺は北条得宗家の屋敷があった場所だそうです。美しい敷石の敷かれた参道わきの歴史碑に詳しく書かれています。鎌倉幕府の最後を執権として迎えた北条高時もこの地に生きていたことを不思議に感じさせます。和生菓子の老舗「美鈴」に近い場所には高時腹切りやぐらが、、