「感謝の心」を伝えたい

「年を取る」ことと「生きている」ことは違います。６０歳になった時に勤めていた会社に辞表を提出しました。すり減り壊れかかった身体を修復するのは容易ではありませんでした。そこから這い上がったのは太宰治の言葉があったからかもしれません。確かに生きて行く上で大切なものは人との出会いだということを実感した半生でした。人生１００年

2020.08.15

東京都のシルバーデーに思う

木枯らしが吹き始めた１１月末に東京都美術館で開催中の「コートールド美術館展」に出かけた。毎月第３水曜日は東京都のシルバーデーで都民でなくても無料で入場出来る。どこから湧いて来たのかと思うほどの人の群れに並んで進みながら考えた。私が５０歳を越えた頃に日本の「高齢化」の速度が問題にされるようになった。６５歳以上の人口が、、

2019.11.23

我が子の４７歳の誕生日に

生まれてすぐ医師に「この子は二十歳まて生きられないかもしれない」と言われた。今考えても残酷な医師だが当時は比較的普通に言われていたようだ。親として出来る限り本人のためになることをしてきた。結果的に４６年余りを共に生きて来たことになる。予定通りに出かけた整形外科で膝の水を抜いてもらう。劇的に痛みが減った記憶の次男坊は、、

2019.04.10