朝比奈峠より鎌倉駅へ

‐小さな観光案内‐

新緑を歩く醍醐味を味わいつつ古都鎌倉の春を楽しんでみませんか。

古代より鎌倉は要衝の地で四方を山が囲んでいます。攻めるに難しく、守るのに容易な地形を利用して源頼朝が幕府を開いたときに「切通し」と呼ばれる峠道を作っています。

現在も鎌倉の街中に入るのは、細い道と四季折々の交通渋滞で大変な思いをします。交通面からもユッタリを目指しているようです。

「鎌倉霊園」のある朝比奈峠は鎌倉市と横浜市の境です。峠の上に立つと、根岸あたりの石油備蓄タンク群と海が一緒に見えます。ところが墓地の中からは鎌倉の静かな海しか見えません。のんびりと、時代の変化すら分からないような「終日のたりのたりかな」の海のようでもあります。

峠道を降りて十二所神社を過ぎると、逗子(ハイランド。隠れた桜の名所です)に向う道と鎌倉の旧市街方面とに別れます。浄明寺のバス停から小さな川を渡ると、「竹の庭」で有名な報国寺があります。禅宗の寺で今の時期にはタケノコが庭を彩ります。札幌の人が初めて孟宗竹を見て大変感激しておられたのを思い出します。

杉本観音と呼ばれる霊場を通り岐れ路(わかれみち)あたりから鎌倉らしい町並みです。右へ行くと突き当りは護長親王が祀られている大塔宮です。ここまでは観光バスも多数が出入りします。市長を始め地元の名士が参加して節分の豆まきも賑やかでした。時間があればさらに足を伸ばして「花の寺」と呼ばれている瑞泉寺がお奨めコースです。

横浜国立大学付属小・中学校があるからか、それとも源頼朝の墓があるためか、なんとなくノーブルな雰囲気のある道を曲がりくねって行くと「萩寺」として有名な宝戒寺です。春には梅、福寿草などもあり七福神めぐりの会場でもあります。一人旅をしたときに写真を趣味にしている先輩と劇的な出会いをしたことを思い出します。

鎌倉で一番人気の八幡さま、鶴岡八幡は現在大修理中で若宮が階段の下に降りています。海に伸びる一本道を「段葛」と呼ばれる桜並木が続きます。歴史的な建造物に指定されている寺院以外の造作です。途中から右側に折れて「小町どおり」をブラブラするのも妙にはしゃいだ気分になるから不思議です。

最後に、鎌倉駅からのアクセスです。新幹線小田原駅に向うときは、江ノ電で海を見ながら藤沢経由というのもしゃれています。最近では横須賀線と埼京線を使った「湘南新宿ライン」という列車が1時間に1本程度走っています。新宿に行くにはとても便利です

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